2025年春に放送が開始されるNHK連続テレビ小説『あんぱん』。
ヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)の波乱の人生を描く中で、ひときわ存在感を放つキャラクター、それが祖父の 朝田釜次(あさだ かまじ)です。
「あんぱん」ファンはもちろん、吉田鋼太郎さんの演技に注目している方も必見!
この記事では朝田釜次の役柄、演じる吉田鋼太郎さんの魅力、そしてドラマにおける重要性までを徹底的に解説します。
朝田釜次とは?~頑固だが腕利きの石工~
朝田釜次はヒロイン・朝田のぶの祖父。「朝田石材店」の三代目として家業を継ぐ石工です。手先は誰にも負けないほど器用ですが職人気質で口下手、人付き合いは少し不器用な一面を持っています。
のぶにとって釜次は幼い頃からその背中を見て育った尊敬すべき存在に違いありません。石に魂を込めるように仕事に打ち込む姿は、のぶの生き方にも大きな影響を与えるのではないでしょうか。
また息子の結太郎は家業を継がずに商社マンになりました。息子に対してどのような想いを持っているのか、どのように接しているのかも気になります。
結太郎が仕事を継がなかったので弟子の原豪は息子のようなもの。原豪にとっても釜次は大きな存在のようです。
朝田釜次を演じる吉田鋼太郎の魅力
朝田釜次を演じるのは、舞台、ドラマ、映画と幅広い分野で活躍する名優・吉田鋼太郎(よしだ こうたろう)さんです。
重厚感のある演技からコミカルな役柄まで変幻自在に演じ分ける吉田さんの表現力は、多くの視聴者を魅了してきました。
近年では、ドラマ『おっさんずラブ』シリーズでの愛らしいキャラクターも記憶に新しいのではないでしょうか。
今回の『あんぱん』では職人気質の頑固な祖父という新たな一面を見せてくれることが期待されます。
2014年度前期の『花子とアン』以来、11年ぶりの朝ドラ出演となります。
吉田さんがどのように朝田釜次というキャラクターに血を通わせ、私たちを魅了してくれるのか、楽しみですね。
朝田釜次と『あんぱん』のあらすじ~物語への関わり~
朝ドラ『あんぱん』は、アンパンマンの生みの親 漫画家・やなせたかしさんと、妻・小松暢(こまつ のぶ)さんをモデルに脚色を加えたドラマです。
朝田釜次はのぶが故郷の高知で育つ幼少期から、その成長を見守る重要な存在となるでしょう。
石工として生きてきた釜次の価値観や生き様が、のぶの人生観にどのような影響を与えるのかも注目ですね。
朝田釜次への期待と見どころ~吉田鋼太郎が魅せる祖父像~
吉田鋼太郎さんが不器用ながらも孫娘を愛する頑固な祖父・朝田釜次をどのように演じるのでしょうか?
朝田釜次がヒロインの成長にどのような影響を与え、どのようなドラマを生み出すのか。
家業を継がずに商社マンになった息子・結太郎にはどんな想いがあるのでしょうか?
彼は単なる脇役ではなく、物語の重要な軸の一つとなるはずです。
朝田釜次のモデルはいる?~かまめしどんとの関係?~
朝田釜次は架空のキャラ
今のところ朝田釜次のモデルになった人物についての情報は見当たりません。
朝田釜次は架空のキャラですね。
でも、一部ではアンパンマンに登場するキャラクター「かまめしどん」に名前が似てるので、何かの関連があるのではないか?という声も上がっています。
待って…釜次じいちゃんって…かまめしどん…
— らいち (@li_zhi_oixi) October 28, 2024
かまめしどんとはどんなキャラ?
かまめしどんは、やなせたかし原作の絵本およびアニメ『アンパンマン』に登場するキャラクターです。
- 見た目:頭が釜飯の釜でできており顔が描かれています。普段は釜の蓋を帽子のように被っています。
- 役割:どんぶりまんトリオの一人。てんどんまん、カツドンマンと共に行動することがあります。釜飯を作って人々に振る舞います。
- 性格:おっちょこちょいで正直者。自分の釜飯が一番美味しいと思っています。「かまかま~どんどん かま~どんどん~♪」という歌を歌いながら登場することが多いです。負けず嫌いでだれの飯一番美味しいかトリオで争っていますが、普段は仲良し。
- 声優:山寺宏一さんが担当しています。
釜次はかまめしどん のイメージ?
脚本の中園ミホは「NHKドラマガイド・あんぱん part1」のインタビューで
どの役も「アンマンパン」のキャラクターを重ねているところはあるのですが、
とコメント。
すでに屋村草吉がジャムおじさんなのは脚本家の口から明かされています。
ということは他の登場人物も「アンパンマン」のキャラからイメージされていてもおかしくありません。
釜次がかまめしどんと考えられる理由は次の通り。
- 名前の響き:「釜次(あさだ かまじ)」と「かまめしどん」の「かま」という音や、釜に関連する言葉が含まれていること。
- モチーフの連想:釜次は石工職人。釜は石ではありませんが職人が作った物。どちらも「職人」や「ものづくり」といったイメージを連想させます。
- 性格:かまめしどんは負けず嫌いで誰の丼物が一番おいしいと思っています。でも普段は正直者で優しいです。釜次も腕のいい職人でカッとしやすいですが、根は優しいです。かまめしどんの一本気なところも釜次の頑固で職人気質なところと似ています。
もしかするとドラマの進行とともに釜次がかまめしどんを連想させるセリフを言ったり、行動をするかもしれません。釜次の言動にも注目したいです。
まとめ
朝ドラ『あんぱん』で吉田鋼太郎さんが演じる朝田釜次はヒロイン・のぶの祖父。
腕利きの石工でありながら、不器用な一面も持あります。そんな釜次を吉田さんがどのように演じるのか楽しみです。
一部で噂されているように釜次はかまめしどんのイメージで作られているのでしょうか?ドラマの釜次の言動にかまめしどんを連想させるものがあるのかも注目したいです。
今から放送が待ち遠しいですね。
参考書籍

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